恋愛

モテテクと愛の相性が悪い理由―欲しいのはどっち?

shino_mingo

前回のブログは「モテテクで幸せになれなかったのはどうして?」という話題でした。
今回は、その続きをちょっと考えてみようかなと思います!

簡単におさらいをすると、
自分に合う特定の相手と恋愛したい人は、実際には「モテ」ではなく「愛」が欲しい。
だから、一生懸命モテる努力をしてもなかなか納得のいく結果にはならないんじゃないかってお話でした。

▼前回のブログ

「モテる」って何のことだろう?

モテと愛の違いについて話す前に、「モテる」ってつまりどういうことなんでしょう?

「モテテク」は時々、「愛されテク」とも呼ばれていますね。
けれど、今回は「モテる」は人に愛されることとは別の種類だという話をします。

私は「モテる」ということは、どちらかというと
トレンド、流行と同じ種類のものじゃないかと思っています
例えば、コムドットが今YouTubeで大人気だとか、韓国コスメが若い女性のトレンドだとか、ちいかわがSNSで流行しているとかと同じ現象ということです。

だから、モテる女性の特徴って時代によって全然違うって言いますよね?

  • 平安時代のモテ女子
    →顔がしもぶくれで髪が超ストレートの黒髪ロングで、切れ長の目、和歌を詠める
  • 昭和のモテ女子
    →親にも男性にも逆らわない従順な女性で、服装も質素で地味
  • 現代のモテ女子
    →女子アナファッション、細いスタイル、自立した生活ができる程度に収入がある

人気のものがどんどん変わっていく…そういう意味でトレンドや流行りと同じだと言えるのではないでしょうか。

幸せな恋愛をしている人のタイプって?

「モテる人」の特徴は時代によって常に変わっていくけど、
例えば、恋人とラブラブな人の特徴って何でしょうか?

いつの時代でも、どんな年齢にもパートナーとラブラブな人はいますよね。
皆さんの学校や職場、知り合いの中にも何人かはいるんじゃないでしょうか?

彼らのことを思い出してみてください…見た目は?キャラは?ファッションは?

その人達は必ずしも「モテるタイプ」ではないんじゃないでしょうか。

すごくモテモテな人の中にも、愛し合うパートナーが見つからないと悩んでいる人はいるし、全然モテたことはないけど、パートナーと幸せに過ごしているっていう人もいますよね。

モテる人は、その時代に人気の見た目や振る舞いといった特徴を持っています
その特徴を身につけよう!というのが「モテテク」です。
しかし、パートナーと愛し合う人生を送っている人の外見や性格に共通した特徴は特にない

このことから「モテ」と「愛」は全くの別物だと私は思います。

「モテテク」と「愛され」との相性の悪さ

モテることで自分に興味を持ってくれる人の母数が増えて恋愛に発展するチャンスが増えるというのは、あると思います。
しかし前回のブログでも言いましたが、モテるタイプが好きな人達の中に自分に合うタイプの相手がいるとは限らないのが難しいところなのです。

さらに言えば、人気になるための「モテテク」と相手に「愛される」ことは実は相性が悪いのです。

「モテテク」とは、極端に言ってしまうと自分を求めることを相手に強制するためのワザです。
相手が自分のことをどんな風に見るのか、それをコントロールしようとする試みが「モテテク」の本質とも言えます。

しかし「愛」とは、本質的に強制が不可能なものです。
人が誰を愛するか愛さないかのコントロールは、その人本人にしかありません。
自分が相手を愛することはできても、自分が「愛され」るかどうか相手が決めることです。

それこそが「モテテク」と「愛され」との相性の悪さだと私は考えています。

愛が欲しい私たちはどうすればいいのか

強制は無理ですが、愛されたいと思うことは何も間違いではありません!
大丈夫です、愛が欲しくて試行錯誤してきた自分のことを責める必要はないんです。

でも、モテテクも恋愛テクも愛されテクもだめなら、何をすればいいの?
黙って誰かが愛してくれるのを待っているしかないのか?
それの答えはNOです。

愛を強制することは出来なくても、相手に愛されるための努力はできます。
むしろ、何の努力もせず愛されようとするのも無理があります。

ただ、その愛のための努力が「モテテク」と勘違いされやすいけど、本当は違うんだよということなのです。

それが私自身のテーマであり、このブログのテーマでもある「愛にまつわる力を養うこと」です。
それについては、これから先のブログでお話ししていけたらと思います。

ABOUT ME
史野みんご
史野みんご
恋バナとエロが三度の飯くらい好きで、恋愛メディアや某猥談企業でアルバイトしていた。「人類、もっと自由に愛し合ってくれ~」と、思って唐突にブログを始めたのであった。
記事URLをコピーしました